October 6, 2011

AppleとSteve Jobsと私

今日Steve Jobsが亡くなって、なにか浮ついたような、何も手につかない一日を過ごした、とあるMacユーザーの回顧録です。いくらMacやAppleの製品が好きだからといって、誰かがいなくなる事でこんな気持ちになるとは思わなかったな。

初めて買ったMacはPowerBook 145B。1993年の夏のボーナスで買いました。ローンだったけど。その時はただMacは高価な憧れのコンピュータで、社会人2年目の自分でも手の届くモデルが出て、無理をして買いました。本当に嬉しかったな。最初はAppleという会社をよく知っていた訳でも無く、実際に買ってからハマっていく内にMacの歴史とかAppleの事とか、Jobsの事とかを知った訳です。この頃、JobsはAppleには居なかったし、いつ買収されてもおかしくないような時代でした。そして、わたしはMacを使い続けていたのでした。

JobsがAppleに復帰して(これもまさかの出来事でしたね)、iMacが出て、Appleが変わり始めたなとか言われて、Macが少しずつポピュラーになって、今では時価総額全米一位ですよ。訃報が流れた今日、もともと予約していたAppleStore Shibuyaのジーニアスに行ってきましたが、店の前で立ち尽くす集団と、店内で賑やかに買い物をする集団とのコントラストが印象的でした。Jobs復帰以降のAppleは、本当に身近なブランドになったのだなあ、と。

わたし個人にとっては、Macで当時まだ一般的ではなかったインターネットを使ったある出来事がきっかけで異動して、そして今があります。あの出来事がなかったら、おそらく違う人生だったでしょうね。2001年から自分のHPをiMac DV SEで作り始めて、Macworld EXPOで東京に引越して初めての会社以外のコミュニティに参加して、今でも続く付き合いのきっかけになったりしました。

それもこれも元を正せばJobsのおかげという訳ではないけれど、少なくとも彼の作品によって自分の人生の何かが変わって、そして彼のビジョンで変わった世の中に生きている事は間違いがないと思うのです。まだまだ見ていたかった気はするけれど、彼は亡くなってしまったんですね。多くの人が、「ありがとう」と口にしているのが印象的です。そして、わたしも。

ありがとう、Steve Jobs。お疲れさまでした。

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